Archive [2012年11月 ] 記事一覧

十月の句綴り

10/01 世に拗ねてゐるにはあらず生姜酒10/02 秋の七草どれも鄙びし地を愛す10/03 空稲架に立てて障子の干されあり10/04 劇中の椅子ひえびえと演者待つ10/05 遊水のほとり木賊のあをあをと10/06 その男蝦夷の生まれ氷頭膾10/07 つぎはぎのもんぺの母や豊の秋10/08 黎明の足を舐めゐる寒露かな10/09 絶壁に身を乗りだすや新松子10/10 うそ寒や読めぬ漢字をとばし読む1...

九月の句綴り

09/01 つくつくしつくづく夕の愛しけやし09/02 稲雀捨田の茅に群れ鳴けり09/03 馬鈴薯のころころ地平線赤し09/04 白秋やまなこすがしき人と逢ふ09/05 淋しさを摑みて蕎麦を刈りにけり09/06 脚のなき蝗が空を見てゐたり09/07 約束の指切り落す花茗荷09/08 廃屋の草屋根ひかる白露かな09/09 もろこしを猿のごとくに貪れり09/10 寝かせたる火酒に琥珀や秋灯09/11 ...

秋の川

鷺一羽おり立ち秋の川なれり 幢舟...

夜半の秋

人形のもの云ひたげに夜半の秋 幢舟...

とうすみ

蓮の実のこゑ聴きゐるや糸とんぼ 幢舟...

八月の句綴り

08/31 瓢棚くぐり有髪の僧きたり08/30 古里の秋夕焼に黙すのみ08/29 うつうつと夕の足音唐花草08/28 薪で焚く郷の釜風呂捨団扇08/27 たわやかな翅もて宙へかぶと虫08/26 鳴砂のまた鳴きそむや秋の浜08/25 龍神のごとくに霧や杣の里08/24 捨畑は闇の王国虫すだく08/23 一村のはや灯をおとし星逢ふ夜08/22 妻と息合はせ貧乏葛ひく08/21 段畑を眼下に父祖の墓洗ふ...

原爆忌

少年の声が雲撃つ原爆忌水底に己が影ある原爆忌ごくごくと水飲む鳩や原爆忌丸齧りのトマトを零す原爆忌影ながき路面電車や広島忌オリンピックに惚け八月六日逝く合掌...

七月の句綴り

07/31 小面のまなこ涼しく哀しめり07/30 抱き上げて知る児のおもさ天花粉07/29 蚊遣火や内緒の話つつぬけに07/28 道普請終へて日焼の父帰る07/27 蓮舟の水脈や蓮葉の起ちあがる07/26 大夕焼前方後円墳の天07/25 潮浴びの子や唇の青むまで07/24 うちかへす波にリズムや夕端居07/23 大岩をぬらし裸足の子が跳べり07/22 ぬめりある魚あらひゐる大暑かな07/21 雲海...

空蝉

空蝉の魂なき眼ひかりけり  幢舟...

六月の句綴り

06/30 生きてゆくゆゑの悪戯蚤さわぐ06/29 桜桃や児のなき妻に児の匂ひ06/28 時死する真夜や密かに苔青む06/27 昼顔を咲かせさびしき浜なりき06/26 梅雨冷の天地に身を曝しけり06/25 峡の子の見せてくれたる螢籠06/24 青蛙合歓の小枝をゆらしけり06/23 藻の花をしとど打ちたる夜雨かな06/22 桑の実や分校朽ちてゆくままに06/21 夏至の日の窓辺にひらく虚子句集06/...

河鹿

灯を消して河鹿と闇を同じうす 幢舟...

五月の句綴り

05/31 風はたと止みてさびしき虞美人草05/30 神父黙して楡の毛蟲を焼きにけり05/29 触るるものみな愛ほしや晶子の忌05/28 隠沼(こもりぬ)の塵藻を曳きて蛇泳ぐ 05/27 戯れに植ゑし苺の赤々と05/26 折れやすき硝子のこゝろ青嵐05/25 茅葺の屋根に刺さりし草矢かな05/24 ちくちくと穂麦の風の吹き渡る05/23 小満の子犬やすやす生まれけり05/22 龍神の棲むてふ島へ祭...

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