Archive [2013年06月 ] 記事一覧

皐月の句綴り

5/1 うすれゆく胎の記憶や母子草5/2 無位無官なる身軽さよ青き踏む5/3 憲法記念日笑へば涙こぼれけり5/4 船着に稚魚の群れゐる暮春かな5/5 つつましき山のたつきや聖五月5/6 夏立つと有平棒の上昇す5/7 盛上がる水平線や鰹潮5/8 畦道に赤児を泣かす田植かな5/9 薫風や手をふればくる渡し舟5/10 廃屋の多き一村蔦若葉5/11 夏蝶の乱舞の果を見失ふ5/12 いつも風よびて虞美人草さ...

卯月の句綴り

4/1 万物の吾は一物四月馬鹿4/2 著莪咲いて雨となりけり女坂4/3 いくたびも眼鏡磨くや新社員4/4 きのふよりけふよき桜吹雪かな4/5 清明やはちきれさうな児の頬4/6 瘦馬の遠き眼差し養花天4/7 若鮎の堰を越えんとひかりけり4/8 春荒に押し戻さるる小壜かな4/9 山彦であそぶ里の子牧開き4/10 山独活や父の植ゑたる杉太る4/11 磯海女の桶かたむけて息を吐く4/12 桜草父を遺して母...

弥生の句綴り

3/1 花ミモザ風なき夜をゆれたがる3/2 動くほかなくて濁世の春動く3/3 夭逝の子にも齢や雛あかり3/4 クリムトの金の接吻春夕べ3/5 観梅や筆とる指のかたくして3/6 啓蟄や紐のはみだす小抽斗3/7 白鳥の帰るや影を置き去りに3/8 目に見えぬものをはらひて雛しまふ3/9 ものの芽にささやく峡の瀬音かな3/10 さざなみは風の足跡うららけし3/11 幼子の尻ふる歩み凍ゆるむ3/12 春色の...

如月の句綴り

2/1 二月やピエロの指が空を掃く2/2 曳船の水尾ながながと冬の果2/3 寒鯉や不覚のこゑを空へ吐く2/4 立春やタマ駅長の眠さうに2/5 岩海苔を掻くや虚空に背をあづけ2/6 空つぽのポッケに残る寒さかな2/7 躓いて手をつく大地雪割草2/8 春遅々と妻に未来を聞かれをり2/9 初午や眦ながき人と会ふ2/10 薄氷を魂のごとくにかかげ来る2/11 春スキーはるかに光る海見ゆる2/12 十字架の...

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