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五月の句綴り

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05/31 風はたと止みてさびしき虞美人草

05/30 神父黙して楡の毛蟲を焼きにけり

05/29 触るるものみな愛ほしや晶子の忌

05/28 隠沼(こもりぬ)の塵藻を曳きて蛇泳ぐ
 
05/27 戯れに植ゑし苺の赤々と

05/26 折れやすき硝子のこゝろ青嵐

05/25 茅葺の屋根に刺さりし草矢かな

05/24 ちくちくと穂麦の風の吹き渡る

05/23 小満の子犬やすやす生まれけり

05/22 龍神の棲むてふ島へ祭舟

05/21 影ふかき巫女の簪青葉騒

05/20 月光に恥ぢ入るごとく水中花

05/19 篝火の闇を纏へる鵜舟かな

05/18 芍薬の蕊月光に濡れゐたり

05/17 雨ふれば雨をまとひて竹落葉

05/16 麦刈りて風は行方を失へり

05/15 青鷺に夕べひたひたひたひたと

05/14 萍をゆりおこしたる風の道

05/13 仏法僧鳴くや星ふる古里に

05/12 もののけのごとく泉にくちづけす

05/11 薪能跳ね月光のいや白し

05/10 千年の社にまろむ鹿の子かな

05/09 新樹光作務衣の僧を照らしけり

05/08 裏山に鳴くは何鳥すむぎ食む

05/07 売れ残る苗に小さきランプの灯

05/06 脚長の少女三人夏に入る

05/05 夢殿に鐘聴きゐるや春の果

05/04 詩に遠きたつき寺山修司の忌

05/03 手引書を片手に松の緑摘む

05/02 明日葉や島は出てゆく人ばかり

05/01 八十八夜定かならざる世を倦めり

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