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二月の句綴り

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2/1 美しき惑星に生れ水菜摘む

2/2 四方に山置きたる京や千枚漬

2/3 叡山へ靡く黒雲鬼やらひ

2/4 立春大吉蛇口の水の迸る

2/5 めくり見るピカソの画集冴返る

2/6 寒肥や花を見ぬまま逝きし父

2/7 料峭の梢に鳩の寄り添へる

2/8 夕東風や船曳く船の全開す

2/9 春雪の過ぎたる夕の懈怠かな

2/10 黒牛の舐めゐる桶の春氷

2/11 青眼の僧が案内(あない)や梅見寺

2/12 春の日のあつまる母の背中かな

2/13 蛤鍋や日のうつくしき鳥羽の海

2/14 雲上によき人住めり凧(いかのぼり)

2/15 坂の上(え)に手をふる母や春満月

2/16 充ちたりし自給自足や木の芽和

2/17 山國の闇かき回す春の猫

2/18 血のにほふ深山の沢や猟名残

2/19 身ほとりに波紋ひろごる雨水かな

2/20 春の灯や長押に父と母御座す

2/21 細雪おもひの嵩(かさ)を封緘す

2/22 防風の香や防人の歌哀し

2/23 山々の奥に山々春遅々と

2/24 尾をひきて藪に入りゆく雉子かな

2/25 鞦韆を蹴つて地球を離脱せり

2/26 艶やかな回転木馬春兆す

2/27 子をなさぬ二人にふふむ夜の梅

2/28 連なりてもどる漁船や春北風(はるならい)

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