Entries

四月の句綴り


20140501.jpg

4/1  水墨の滲む山裾弥生尽

4/2  目薬のボトルに波や桜東風

4/3  賑はへるぽつくり寺や春日影

4/4  砂利船の吃水深し蘆の角

4/5  弥陀座す浄土庭園春眠し

4/6  鳥風やさびしき浦の辻地蔵

4/7  鯉の背に乗りて黄泉路へ花筏

4/8  極彩の壁画古墳や忘れ霜

4/9  山桜風のなき夜を散りいそぐ

4/10  花過ぎの夕や目にするもの虚ろ

4/11  満天の星降る里や花苺

4/12  ぐいぐいとリードひく犬春暑し

4/13  諍ひも愛もむかしや抱卵期

4/14  漕ぎ出せば夢のごとくに海市消ゆ

4/15  光風や胸ゆたかなる乙女像

4/16  日当たれることを嫌いて蝮蛇草

4/17  月に泣く男ありけり小町の忌

4/18  神の田に手足のびゆく数珠子かな

4/19  堰切つて苗代水を躍らする

4/20  槌音の地を這うてくる穀雨かな

4/21  ひき波をのこす船影蘆若葉

4/22  鹿の角落ちてゐし山父祖の山

4/23  競漕の果てて一羽の鷺もどる

4/24  こまやかに身をふるはせて上り鮎

4/25  小手鞠や眸もたざる埴輪の眼

4/26  朝靄の中よりぬつと蜆舟

4/27  子は母をふり返りつつ花菜道

4/28  鉄線や依怙地なる子と憂き母と

4/29  白藤の夜は月光を弄ぶ

4/30  雛菊や乙女は恋に身投げたり

スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

幢舟

  • Author:幢舟
  • 写真と俳句のコラボレーション

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

右サイドメニュー

ブログ内検索