Entries

如月の句綴り


20150228.jpg



2/1  野施行の子が霜路をもどりくる

2/2  鈍色をかへす日面冬の果

2/3  護摩壇の激つ火の舞鬼やらひ

2/4  立春の音ゆたかなる山の水

2/5  寒明の谺となりし発破音

2/6  何せむと野におり立つや春鴉

2/7  海苔の香にまみれて舟のもどり来る

2/8  あはあはと雪ふる夕べ針納

2/9  壷焼や浦うつくしき伊勢の國

2/10 母と子の影よりそふや浅き春

2/11 耳朶を刺す風の記憶や半仙戯

2/12 夕迫る峡の一戸や春子採り

2/13 消えしかと思ひし野火のまた走る

2/14 春雷やまだ見ぬ宙の底方(そこい)より

2/15 邂逅の夜を一点の紅椿

2/16 相寄りて思ひは異に春灯

2/17 淡雪のふり頻く余呉の汀かな

2/18 野老掘り雲は高嶺をやすやすと

2/19 農小屋に錆のにほへる雨水かな

2/20 頸椎のこきりと鳴るや春の暮

2/21 蒼穹に枝さし交し木の芽張る

2/22 風はもう鳴りやみたるよ懸り凧

2/23 まれびとの声ふくらむや梅見茶屋

2/24 身の丈にあへる生活(たつき)や梅真白

2/25 青饅や遠くなりゆく母の恩

2/26 地芝居のはね淡月の畦帰る

2/27 きららかにこぼるる水の音ぬくし

2/28 愚鈍なる雲を孕みて二月果つ



スポンサーサイト

*Comment

おはようございます。 

句綴り、こちらへアップされているのですね。
幢舟さんの句はレベルが違いますから、一句一句
私にとっては勉強の一歩となります。
まず熟語の読みと意味調べから・・・(笑)
すいません、なかなか進歩がなくて。

>夕迫る峡の一戸や春子採り
「春子」これは椎茸のことでしたか。
寒子、秋子、など季節によって呼び名が変わるようで
驚きました。
本当に勉強になります。
  • posted by 都 
  • URL 
  • 2015.03/09 07:07分 
  • [Edit]

こんにちは。 

都さん、遠い所までお訪ねいただきありがとうございます♪

私も、辞書を片手の手慰みですよ。

季語は、奥深いね〜。


  • posted by ゲスト 
  • URL 
  • 2015.03/14 17:09分 
  • [Edit]

NoTitle 

過ぎ去りし如月にもいろいろありました♪
2/2  鈍色をかへす日面冬の果
2/4  立春の音ゆたかなる山の水
2/15 邂逅の夜を一点の紅椿
2/19 農小屋に錆のにほへる雨水かな
2/25 青饅や遠くなりゆく母の恩
  • posted by たんと 
  • URL 
  • 2015.04/07 09:08分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

幢舟

  • Author:幢舟
  • 写真と俳句のコラボレーション

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

右サイドメニュー

ブログ内検索