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弥生の句綴り

20150331.jpg

3/1  段畑に嬉々たる母や土の春

3/2  此処よりは神の領域わらび採

3/3  幾人(いくたり)の哀別見しや古雛

3/4  梅東風や鉦の音をひく野辺送り

3/5  浜に火を囲む男や若布刈

3/6  啓蟄や児は汚るるを厭はずに

3/7  天球をまはす神の手地虫出づ

3/8  トゥオネラの白鳥引くを哀しめり

3/9  実をつけしものもちらほら苗木売

3/10 春意なほ飛べざる鳥の羽ばたけり

3/12 いにしへの野にあるごとく蓬摘む

3/13 たらの芽や山居の刻のたらたらと

3/14 初蝶の曳きたる影を見失ふ

3/15 蒼穹の青の詩片や犬ふぐり

3/16 万別の畑のまだらや去年の雪

3/17 異なものをオブジェのごとく鴉の巣

3/18 さざ波にわけなく押され浮氷

3/19 中天に彩雲見たり入彼岸

3/20 ピカソとて青の時代を鳥の恋

3/21 春分のわけても児(やや)のかがやけり

3/22 草の芽の草の芽としてただしづか

3/23 渦潮のゆるびて吾を取り返す

3/24 春禽の狂へり甘き空の香に

3/25 紀ノ國の潮早しや初櫻

3/26 永き日の縞馬にある躁と鬱

3/27 花鳥の名を問ふ人や昼の月

3/28 はこべらや故なく家を棄てし友

3/29 巡礼の笠に触れたり紅枝垂

3/30 茎立や同胞(はらから)のみなちりぢりに

3/31 春塵や眼光ませる仁王像










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*Comment

NoTitle 

ときが経つのは早いものでござりまするなぁ。

遅ればせながら好きっ句をば…♪
3/3  幾人(いくたり)の哀別見しや古雛
3/6  啓蟄や児は汚るるを厭はずに
3/20 ピカソとて青の時代を鳥の恋
3/28 はこべらや故なく家を棄てし友
3/30 茎立や同胞(はらから)のみなちりぢりに
  • posted by たんと 
  • URL 
  • 2015.04/07 09:02分 
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NoTitle 

たんとさん

ほんと、早いね。

もう一度お会いしなと、たんとさんのご尊顔を忘れてしまいそうだよ♪

  • posted by 幢舟 
  • URL 
  • 2015.04/08 12:32分 
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