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水無月の句綴り

20150630

6/1  車前草(おおばこ)の花や流離の身をうれふ

6/2  立葵一花は天に触れてをり

6/3  流さるることを厭はず水すまし

6/4  結葉の空奪ひ合ふ手の無数

6/5  首頻りなり葬の家の扇風機

6/6  山の井のかをりいや増す芒種かな

6/7  どくだみの花の盛りをだれ知らず

6/8  風鈴売とともに信号待ちてをり

6/9  青鮫のざんぶと哭きてさみだるる

6/10 少年に返る一瞬栗の花

6/11 海神(わだつみ)の使徒のごとくに飛魚とべり

6/12 日覆や日に一便の船を待つ

6/13 水虫や進化てふものあざ笑ふ

6/14 せせらぎを子守唄とし川蜻蛉

6/15 天平の風を海馬へ籠枕

6/16 青鷺の動くともなく動きけり

6/17 ふり返り見れば蒼しや夏灯

6/18 子のこゑに羽うまれたる水遊び

6/19 赤々と闇にとけゆく夜店の灯

6/20 銅鑼の音のひときは高く梅雨晴間

6/21 父が投げし早苗を母は黙々と

6/22 のほほんと世の片隅を夏至ゆうべ

6/23 汗ばめる鎖骨を出でし吐息かな

6/24 神仙の白馬と会へり夏木立

6/25 蛍火に放物線やつうと消ゆ

6/26 誰も知らぬ風の行方や矢車草

6/27 鴨の子のひとつの水尾にしたがへり

6/28 荒梅雨の闇をひたすら見つめをり

6/29 子をもたぬ人を照らせり花柘榴

6/30 大岩をたたく飛沫やカヌー過ぐ





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*Comment

NoTitle 

今年も半分が過ぎました。
まだ半分も残ってます。否、半分しか。

水無月の好きっ句をば、、、。

6/3  流さるることを厭はず水すまし
6/14 せせらぎを子守唄とし川蜻蛉
6/16 青鷺の動くともなく動きけり
6/29 子をもたぬ人を照らせり花柘榴
  • posted by たんと 
  • URL 
  • 2015.07/04 11:30分 
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NoTitle 

たんとさん

それって、徳利にまだ半分、もう半分しかの間違いでは、、♪

四句も拾っていただきありがとうございます。

写真俳句ブログもとうとう閉鎖になってしまうとの告知がありましたが、楽天に登録しないとたんとさんや皆さんの写俳を鑑賞出来なくなってしまうのでしょうかね?

私は、楽天とかライブドアとかが嫌いなので、どうしたものかと悩んでおります。

  • posted by 幢舟 
  • URL 
  • 2015.07/06 15:24分 
  • [Edit]

おしらせ 

幢舟さん、大変ご無沙汰しております。

FC2ブログ一本にされたのですね~

私は、以前からエキサイトにブログを持っているので、
今後はそちらで更新していきます。

http://rakkocafe.exblog.jp/

一ヶ月に一度の更新になるかもですが、
今後ともよろしくお願いいたします。
  • posted by 楽子 
  • URL 
  • 2015.07/13 09:22分 
  • [Edit]

NoTitle 

らっこさん、お久しぶりです。

エキサイトの方もブックマークさせていただいております。

一ヶ月に一度はお互い様、ぼちぼちといきまひょ♪
  • posted by 幢舟 
  • URL 
  • 2015.07/17 09:19分 
  • [Edit]

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